きゃにめ

キャストインタビュー

田邊幸輔

──出演が決まってのお気持ちをお聞かせください。

焔くんはオーディションのときから「この役をやりたい!」と強く思っていたキャラクターだったんです。だから決まったと聞いたときは、「やったー!」という本当に嬉しい気持ちと、初めてメインどころとして受かった驚き、その二つの気持ちがありました。

──設定やキャラクターデザインを見たご感想は?

人間と夭聖のビジュアルのギャップは確かにありますが、「こんな風になるんだ」と割とすんなり自分の中で落とし込めましたね。焔くんは5人の中でもギャップの衝撃度が低いというか、他のキャラクターたちと比べると「変身したら確かにこうなるよね」と納得できる気がしました。それと歩照瀬 焔という名前がすごいなと(笑)。こんな苗字、よく出てきたなと思いました。

──焔の注目ポイントを教えてください。

焔くんは一見クールですが、心の内に熱いものを持っているというキャラクターなのかなと思います。ヤンキーっぽいですが、意味なく周りに当たり散らすこともないですし、怒号ばかりではなく、意外と息芝居が多かったんですよ。あえて台詞にしないという芝居が結構あったので、そこにも注目していただきたいです。

──ご自身と共通点はありますか?

僕はヤンキーではないです(笑)。むしろ前職は警察官だったので、その点は真逆なのかなと思います。でも、「ここはこうだ!」と強く思っている部分は、同じようなところあるなと感じました。僕もそうした真っ直ぐ持っていたいものがあるので、その辺のマインドは似ている気がします。

──アフレコはいかがでしたでしょうか?

台本を読んで、「ヤンキーっぽさはどう出していこう」「どうやって上下関係を表現すればいいかな」といろいろ考えて収録に臨んだんですが、監督から「そのまま演じてもらえればいいです」と言われたんです。僕ってヤンキーだと思われていたんだと、ちょっと衝撃を受けました(笑)。でも、そのときにそう言っていただけたから、自由に思うがままに演じられたのかなと思います。

──印象に残っているアフレコ中のエピソードはありますか?

焔くん、時折ものすごい台詞が出てくるんですよ。どんな台詞かはアニメを観ていただければと思うんですが、すごい台詞をさらっと言えちゃうところがカッコいいし、共演者の人たちも「今のいいねー!」と盛り上がってくれました。

──ずばり本作の見どころは?

いい意味でツッコミどころ満載なところです。収録しているときも共演者同士で、いろいろツッコミあっていました。制作発表会のコメント欄でも、「結局何だったのか分からない」というコメントが流れていたんですけれど、本当にそうなんですよ(笑)。皆さんでツッコミながら楽しめる作品だと思います。放送がスタートしたら、SNSで「ここおかしくない!?」とかツッコミ合いながら、ときには考察も交えながら盛り上がっていただけたら嬉しいです。

──5 to HEAVENとして、OP「妖しく Get your heart」とED「夭聖哀歌」を歌われています。楽曲の印象やレコーディングのご感想をお聞かせください。

OPを初めて聴いたとき、疾走感のあるカッコいい曲でOPにピッタリな曲だなと感じました。僕、この作品で初めて歌のレコーディングをしたんですよ。一人だけ下手くそがいると申し訳ないから、レコーディング前はとにかく曲を聞き込みましたし、緊張しました。レコーディング当日は、なぜかサビ前の「Get your heartbeat」が言えなくて、何回も録り直ししました(苦笑)。何であんなに言えなかったんだろう……英語が苦手というのもあるんですけれどね(笑)。完成して、映像として見たときは「こんなにカッコよく仕上がるんだ!」という驚きと感動がすごかったです。

──EDはいかがでしたか?

EDもこれまたすごいんですよ。OPとはガラッと雰囲気が変わってどこか懐かしさもありつつ、歌詞の内容もブラック企業みたいな、今日も働いて明日も働いて……といった内容で面白い歌です。僕個人的にはEDがお気に入りです。曲の持つパワーがすごくて、共演者の間でも「何か言った後にEDのイントロを流せば大体面白くなる」と評判です(笑)。

──放送を楽しみにしているファンへメッセージをお願いします!

僕個人的に初めてのメインどころの役でしたので、気合いと緊張もありつつ、本当に一生懸命やらせていただいた作品です。ぜひとも皆さんに見ていただきたいです。オリジナルアニメ作品ということで、放送がスタートするまで分からないことだらけだと思いますが、4月からは皆さんと一緒に盛り上がっていきたいです!